【わたしの#ごきげんスイッチVol.2】美味しいパンを味わう
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慌ただしい日々の中で、悩み事や考え事などで頭が休まらず、何だか気持ちがもやもやしてしまうことはありませんか。そんな時でも自分で自分の機嫌をとる #ごきげんスイッチ があると、気持ちが軽くなり、日々の心地よさが増すかもしれません。このコラムでは、日常生活の中で機嫌よくいられるために取り入れていることを紹介します。日々の暮らしを心地よくするヒントが見つかるかもしれません。
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書き手は年間1000個以上のパンを食べている、パンが大好きな女子大生のまつこさんです。
まつこさん
パンが大好きな女子大生。年間1000個以上のパンを食べ、巡ったパン屋さんは200店舗以上にのぼる。フォロワー9300人以上のInstagramのアカウントではパンやカフェの情報発信を行う。テレビ番組「教えてもらう前と後」や「チコちゃんに叱られる!」などにパン好きとして出演。週末に美味しいパンを求めてパン屋さん巡りをすることが趣味。
Instagram:@pan_matsuko
みなさんは、自分の #ごきげんスイッチ を持っていますか?
お仕事や家事、子育てなどの慌ただしい日常生活の中で、ふとした時にどっと疲れを感じる方も多いのではないでしょうか。そんな時に大事なのは、自分のごきげんをとること。
わたしにとっての#ごきげんスイッチは、「美味しいパンをあじわう」ことです。
美味しいパンとの出会いはたくさんあります。
SNSで見つけた気になるパン屋さんを開拓したり、お取り寄せをしてみたり、自分にとってとっておきのお気に入りパンを買いに行ったり。そうして出会った美味しいパンを、ゆっくりと、味わってたべる。この時間が、その過程が、私をごきげんにしてくれます。
わたしがパン巡りをはじめたきっかけは、都内の美味しいパン屋さんに出会ったことでした。
もともと「朝ごはんは絶対にパンを食べたい!なんなら3食パンでも飽きない!」というほどの、大のパン好きでした。そんな私が、大学進学で上京。せっかく東京に住んでいるのだから東京でしかできないことがしたい、と思ってInstagramで都内のおいしいものリサーチを始めました。はじめはお洒落なカフェ、グルメ系を主に巡っていましたが、ある時パン屋巡りに目覚めます。
今日は一人で一日カフェ巡りをしよう、と思い事前にリサーチしていたパン屋さんでのモーニングからスタートしました。
そこでまず目を奪われたのは、綺麗に陳列されたかわいらしい見た目のパンたち。それまでは、いわゆる「まちのパン屋さん」のようなアットホームなお店しか知らなかったので、新たな世界に足を踏み入れた感覚でした。しかも、店内にはカウンター席が。気になった2種類をチョイスして、さっそくいただいてみるとその美味しさに驚きました。パンによって生地の食感、風味が全く違う。ここで、パンを食べ比べることの面白さにとりつかれてしまいました。
それからは、Instagramでパンのリサーチを始めて、気になったパン屋さんを片っ端から巡り始めました。パン専用のInstagramを開設し、記録用としての投稿も開始。徐々にInstagramを通じて知り合ったパン好きさんとお会いする機会が増え、本格的にパン巡りの投稿をするように。
その後は、パンのインフルエンサーの方に感化されてミラーレスカメラを購入し、美味しそうにパンの写真をとることにもハマり始めました。そうして今では、Instagramのフォロワーは9000人を超え、パン好きのあたたかいフォロワーさんに支えられながら投稿を続けています。
「美味しいパンをあじわう」こと。
そこには、パンの美味しさを楽しむ要素だけでなく、新たな発見とかけがえのない出会いがつまっています。次はどんなパンに出会えるのかな、というわくわくした気持ちが、わたしをとびっきりごきげんにしてくれるのです。
text・写真 まつこさん