【過ごそう #じぶん時間 Vol.4】心の底からのんびりできる優雅なお風呂時間
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気がつくと誰かのためにばかり動いていて、自分のことは後まわしになりがち。いつの間にか自分を後まわしにすることに慣れてしまって、じぶん時間の過ごし方を忘れてしまっていることはありませんか。1分、5分、10分でも、自分のためだけの【じぶん時間】を過ごすと、なにかが変わり、日々の暮らしの心地よさが増すかもしれません。
「日々の暮らしを心地よくするきっかけになりますように」という想いを込めてコラムをお届けします。
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書き手は簡単時短なご飯をご紹介する傍ら、双子のお子様をもつママさんインスタグラマーのにこなほさんです。
にこなほさん
夫と双子の男の子(4歳)の4人家族 結婚6年目の主婦。結婚を機に簡単かつ時短で手抜きな節約晩ごはんや肩肘張らずにできるおうちごはんを研究。家族のごはんやおかず、簡単なおやつと子育てのひとコマなどをインスタグラムにて発信中。
Instagram:@niconahooo
私は男の子二人の母です。
子どもたちが幼稚園に通うようになり、だいぶゆとりが持てるようになりました。子どもたちの朝の送迎を済ませてから始まる自分ひとりの時間。でもそれは自分のための時間ではなく、まだ家族との時間です。
一見すると自由気ままなひとりの時間。ですが主婦として家族が安心して日々を過ごせるように生活を整えるため、夕ご飯の下ごしらえや掃除などの家事の時間に費やしてしまいます。
もちろんその間自分のためにスマホをいじったりすることも、テレビを見ることだってあります。
一応ひとりきりの時間ではあるので、コーヒーと甘いものでひと休みします。それはそれで自分時間といえるのかもしれません。コーヒーの香りで気分はまったり。でも家事は人によりますが際限がないので、心はどこか落ち着かないんです。
わが子達はもう幼児ですが、小さいお子様の育児真っ最中のママは、自分の時間を率先してつくろうとしないかぎりなかなか生まれないと思います。私も子どもたちが小さいときは本当に大変でした。平日はワンオペ育児、毎日子供たちを追いかけるだけで終わる1日。心休まる暇はありません。
そんな四六時中子どもから離れない日々の中で、唯一見出したのは、週末のバスタイムでした。週末は夫が子どもたちとお風呂に入るので自分のためだけに使う最高のじぶん時間です。
それは今も同じで、家事や育児のこともすっぽり頭から抜けて、心の底からのんびり出来る癒しの時間です。
思い返すと、独身時代からお風呂が好きでどんなに忙しくても湯船につからない日はありませんでした。私にとっては睡眠時間よりお風呂の時間をしっかりとるほうがコンディションが整うんです。
最近は好きな香りのバスソルトを入れてお風呂中いっぱいに広がる香りに癒されています。バスソルトは大きいもので買うより小分けされてるものを買って、その日の気分で違った香りをたのしみます。アロマキャンドルを灯してみたりスクラブでマッサージしてみたりしながら老廃物を落としてすっきり。
これは平日子どもたちとのお風呂時間ではなかなかできないこと。
さらにスマホを持ち込んでいい香りに包まれながら音楽や動画を楽しむ。そんなことをしているとあっという間に一時間経ってます。
自由な時間やじぶん時間を過ごしているとどこか背徳感みたいなものが生まれがちなんですが、優雅なお風呂時間は罪悪感は皆無。身も心も軽くなります。
じぶん時間を過ごすことによって、ゆとりが生まれイライラしない母になれる大切なリラックスタイム。お母さんの雰囲気はそのまま家庭内の空気をつくりだします。自分の時間を心から満喫する時間があってこそ家族との時間をよりいとおしく思えるものですよね。
それはお母さんじゃなくてもいえること。もし心や体が疲弊されていたらシャワーでサクッと入浴を済ませるのではなく、好きな香りに癒やされながら長湯してみてはいがでしょうか?
text・写真 にこなほさん