【toroa開発レポ】toroaティーの試作
Writer
料理家 五十嵐 ゆかり
この数ヶ月間、toroaティーの開発をしています。
紅茶の開発はなかなか時間がかかるもので、「試作をしてすぐ→1週間後→1ヶ月後」の時間の経過による味や香りの変化を観察しながら調整を繰り返しています。ダージリンやアールグレイなどをひとつ選ぶにしても沢山の茶葉があるし、更にはtoroaティーは茶葉もフレーバーもブレンドするから完成までの道のりはなかなかのものです。
でもどんどん美味しくなっていくのが楽しいし嬉しい。紅茶の開発をご一緒いただいているメーカーさんからはこんなに茶葉もフレーバーもブレンドをするのは初めて!と一緒に開発を楽しんでいただいています。
ブレンドしすぎてはちゃめちゃな味にならないよう(試作してて何回かはちゃめちゃな味に…)、目指す味わいに向けて1回1回味わいを繊細に確かめながら、試作を繰り返しています。まずは5種の紅茶を開発しています。
この日は11時から18時まで試作。「紅茶を淹れて2分待つ→試飲→改善点を見つける→改善点を反映して試飲」の繰り返し。ものすごい種類と量を飲みました。1日にこんなにも紅茶を飲んだのは初めて!
紅茶の開発をブラッシュアップしていけるよう、日々紅茶を体験しようと思い、試飲で、家で、お店で紅茶を飲んで、紅茶漬けな毎日です。月100杯以上は飲んでます。ストレートティーはダージリンファーストフラッシュやキームン、白茶が美味しいなあと思い、好みに偏らないようにしつつ飲んでいます。開発を始めてから美味しい水出し烏龍茶にも目覚めました。開発をしつつ、紅茶漬けな日々を楽しんでいます。
次は2日間かけて試作するからもっと飲むことになりそうです。商品開発は時間がかかるけど、目指す味に辿り着けた時が嬉しい。そして完成した商品をお客様に喜んでいただけた時がすごく嬉しいです。
美味しいtoroaティーでほっと一息の時間をお届けできるよう、引き続き開発を進めてまいります。