【わたしの#ごきげんスイッチVol.9】高尾山に登り、自分自身の心技体を高める
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慌ただしい日々の中で、悩み事や考え事などで頭が休まらず、何だか気持ちがもやもやしてしまうことはありませんか。そんな時でも自分で自分の機嫌をとる #ごきげんスイッチ があると、気持ちが軽くなり、日々の心地よさが増すかもしれません。このコラムでは、日常生活の中で機嫌よくいられるために取り入れていることを紹介します。日々の暮らしを心地よくするヒントが見つかるかもしれません。
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書き手はのフードクリエイティブファクトリーでプロデューサーを担当しているMさんです。
プロデューサー Mさん
初めまして!
フードクリエイティブファクトリーのプロデューサー担当のMです。
私のごきげんスイッチは、東京都心から電車で1時間もあれば行けるミシュラン三ツ星の『高尾山』に登ることです。
ミシュランは料理店じゃないの?と思われる方もいるかと思いますが、ミシュランはミシュランでも、”ミシュラン グリーンガイド”でして、主要な名所や旧跡を紹介する旅行ガイドブックで、緑色を基調とした装丁のためこのように呼ばれています。
その影響もあり外国人の観光客も多く、年間300万人が訪れる世界一登山者の多い山です。
私と高尾山との初めての出会いは3年前の真夏でした。
興味本位で登りにいったのですが、身体を動かすことから遠のいていた私には、とにかくキツく、しんどく、苦しく、更に猛暑日で2リットル以上の汗をかき、疲労困憊で二度と来るものかと思いながら登ったのですが、登頂した瞬間、登り切った達成感でそれまでの苦労が全て吹き飛び、おまけに頂上から観られる富士山は見事なほどの絶景で魅了されました。
それ以来どハマりし、3年間、ほぼ毎週、高尾山に登りに行ってます。
私にとっての高尾山は、自然豊かな山道を登ることによって森林浴によりストレス解消され、重い荷物を背負って登り降りすることで身体を鍛えることができ、頂上の自然の中リラックスしながら読書をすることで新たな知識を身につけられる所です。
そんな高尾山は、自分自身の心技体を高められる、憩いの場であり、スポーツジムであり、図書館であるかけがえのない空間です。
また、その日の気分によってルートを決められるのも更に”ごきげん”が増すポイントです。
例えば、今日は暑いから小川のせせらぎを聴きながら登れるルート、人混みを避けたいから地図に載っていないルート、自分を追い込むために難易度の高いルートなどを選んでいます。
後は、キャンプ飯が何よりのご褒美です。
屋外の自然の中での食事は、本当になんでも美味しく感じます。
特に、寒い冬にお湯を沸かして食べるカップラーメンは最高の晩餐です。
そして、冒頭でも触れましたが富士山が観られるのは至福タイムです。
高尾山は頂上まで富士山を見られるスポットがなく、天候によって富士山が観られるかどうか分からないため、期待と不安を抱えながら頂上まで登ることで、富士山が観られた時は最高の気分にさせてくれます。
頂上で出会う、雲ひとつない富士山、夕日に照らされた富士山、初冠雪の富士山など毎回違う表情の富士山を写真に収めるのが日課になっています。
それと最近は新しい発見探しを楽しんでいます。
例えば、高尾山の中腹で洞窟を見つけたり、頂上まで車両で通れるルートを突き詰めたり、混んでいても頂上でテーブルとイスを確保できる穴場を見つけたり、今は封印された”持ち上げると願いが叶う石”と同等の石を主道から外れた目立たない場所で発見したり、パワースポットを探したりと自分なりに楽しんでいます。
そして、登山と言えばすれ違う際に挨拶を交わするのも気分がいいですね。
知らない者同士でも心を通じ合える気がしてほっこりさせられます。
こんな私のごきげんスイッチ、最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。